みなさんは失恋した時、有名な縁結びの神社に祈願していませんか?
有名な縁結びの神社と言えば、島根県の出雲大社や東京の明治神宮に東京大神宮です。
ただ、有名な縁結びの神社に行くには、遠すぎて祈願に行けなくて困る、また縁結びに深い関係のある神社は有名な神社しかないのではと困る方も多いはず。
失恋したとき、心の奥がぽっかりと空いて、自分はこれからどうしたらいいのだろうと立ち直るきっかけ欲しいですよね。
実は私も大切な人に裏切られた時があり、心の中は絶望でいっぱいでした。
その時に立ち直るきっかけが欲しいと思い、出雲大社に行きたかったのですが、遠いところまで行ける気力もありません。
そんな私が縁結びの強力なパワーがもらえる神社はないのかと日本最古の神社である出雲大社の祭神を調べ、それに関連する神社があるか調べたら、驚くほどにたくさんありました。
縁結びに深い関係のある神社をピックアップして、あなたの心境別にご紹介します。
・出雲神社に関連する神社が分からない人
・とにかく強力な縁結びパワーできっかけを作りたい人
Contents
はじめに出雲大社とは?その祭神は何者?
出雲大社は祭神である大国主大神が天照大神に葦原中国(あしはらのなかつくに)という地上の国日本列島を、支配権を引き継ぎました。
天照大神はお礼として、天日隅宮(あまのひすみのみや)という現在の出雲大社を大国主大神のために作られました。
出雲大社は日本全国の神が集まる場所であり、そこには伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)という日本を創った夫婦の神様もいました。
大国主大神は伊邪那岐と伊邪那美の子である素戔嗚尊(すさのお)に素戔嗚尊の娘である八上比売(やがみひめ)と結婚しています。
大国主大神は多くの妻を持ち、子供をたくさん持ちました。このことから、縁結び、子宝繁栄、夫婦和合のご利益があります。
また、「因幡の白ウサギ」という神話で大国主大神が毛皮のなくなった白ウサギを助け出し、白ウサギは元通りになったことから、病気平癒のご利益もあると言われています。
「出雲」がつく神社は大国主大神が祭神としているので、それらの場所で縁結び祈願しても問題ありません。
大国主大神が複数人の妻や子どもをもっていたからか、関連する神社がたくさんあったのは私も頷けました!
結婚に繋がる新しい恋をしたい方へ
芽生神社(北海道)
人気で有名な出雲大社の祭神、大国主大神様と同じ祭神であることから、良縁を引き寄せてくれます。参拝するときにハートの鈴がついていることからも縁結びのご利益も授けてくれます。
鳥居に入ったところに狛犬の像が二つ互いに向き合っています。芽生という名称はとても縁起がいいことから、縁結びの神社といっても過言ではありません。
ハートの鈴がついていると、神社に可愛らしさがあって、親しい神社に感じられます!
引用:芽生神社 公式サイト
熊野大社(山形県)
主祭神が伊弉冉尊(いざなみ)であり、伊邪那岐(いざなぎ)と結ばれた縁結びの神様です。本殿裏にある三羽のウサギを自力で見つけると恋愛成就するという言い伝えがあります。
「月結び」という縁結び祈願祭に参加すると、祈願祭限定の「たまゆら守」という想いが伝えられるように込められたお守りがもらえます。
たまゆらの由来は魂を揺り起こすという語源からきています。また、ウサギの可愛らしいデザインの縁結びのお守りが販売されています。
うさぎという動物が際立っているからか、温かみが感じられ、うさぎ好きにはたまらない神社ですね!
引用:熊野神社 公式サイト
日光二荒山神社(栃木県)
祭神が大己貴命(おおなむちのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)を含めた親子三神であることから、二荒山三神と言われています。
親子三神は縁結びとともに子宝もご利益を得られます。また、大己貴命(おおなむちのみこと)は出雲大社の祭神である大国主大神様と同じことから、縁結びの神様同様のご利益が得られます。
神社の入り口をくぐると「縁結びの木」という杉の木とナラの木が一つの木に合わさったことから、「好きなら一緒」という語呂合わせで良縁が得られると言われています。
祈願用の絵馬にはハートマークがついていることからも、縁結びのご利益が得られると言い伝えがあります。
また、「笹の輪くぐり」という笹の輪にくぐったら短冊に縁結び札に願いことを記入するという秋頃の期間限定縁結びイベントです。
その他にも運試しや霊水を使ったカフェ等の楽しい気持ちにさせるサービスが豊富です。
観光気分で神社を参拝すると、気持ちが切り替えられそうです!
結神社(岐阜県)
高御産霊尊(たかみむすびのみこと)と神御産霊尊(かみむすびのみこと)等が主祭神であり、両者に産霊があることから、「むすぶ」をまとめた縁結びの神様です。
また、高御産霊尊は伊邪那岐と伊邪那美の子である日向津姫を妻として向かい入れたことから縁結びに関係していることがわかります。
縁結びに「縁結ぶの赤い糸」という丁寧に一つひとつ作られた人気のあるお守りです。
祈願用に赤い糸になったのは、江戸時代に女性たちが社殿の格子や木々の周りに一部の自分の黒髪か折り紙で結びつけることで良縁成就が叶うと言われています。
恋愛成就が叶うと言われているユニークな絵馬も人気です。
絵馬の右上部分のハートを持ち帰ることができ、恋愛成就が叶ったら、また絵馬の右上のくりぬかれたハート部分をはめに行くことができます。
絵馬に切り抜かれているハートを持っていると、絵馬に書いた願い事を思い出せそうです!
引用:結神社 公式サイト
椿大神社(三重県)
主祭神は猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)という天照大神との約束によって、「みちびきの祖神さま」になった神様です。天照大神は伊邪那岐と伊邪那美の娘であることから、縁結びや良縁を導くといっても過言ではありません。
また、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)の妻神、天之鈿女命(あめのうずめのみこと)は芸能の神様であることから、「招福の玉」という玉の形をした像に「祓へ給え、清め給へ、六根清浄」と3回唱えてなでる方法と神福福臼(かみおぎのふくうす)という3回杵でつつく方法で行うと夫婦円満に縁結びが叶うと言われています。
その他にも「かなえ滝」を待ち受け画面にするように撮影することで、悪運を退け、恋愛運がアップすると言われています。
また、椿のデザインが入ったお守りやおみくじ、落ち着いた空間でのお茶と和菓子を召し上がれる茶室もあります。
自然から癒しをもらいたい人におすすめです!
引用:椿大神社 公式サイト
玉造稲荷神社(大阪府)
主な祭神は軻遇突智命(かぐつちのみこと)であり、伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)の子で縁結びの情熱的な火の神様です。
また、縁結びと言われているのは、豊臣秀吉の子である秀頼とその妻淀君の縁にまつわる「胞衣塚(よなづか)大明神」があり、卵膜と胎盤が祀られていました。
恋愛成就と夫婦円満を引き寄せる絵馬「恋キツネ絵馬」はキツネが互いに向き合っており、真ん中にハートをくり抜いた絵馬です。
相手がいる場合は相手と自分の名前、いない場合は自分の名前を記入します。また、「真田紐」は縁を結ぶ紐ととして、願い事を記入し、縁の格子に結びます。
キツネが絵馬なのが珍しいので、マニアックに参拝したい人や歴史が好きな人におすすめです!
引用:玉造稲荷神社 公式サイト
野宮神社(京都府)
主な祭神は天照大神であることから、縁結びとと深い関係を持っている神様である。平和時代から斎王という巫女として神社に奉仕した未婚の女性たちが清める場所、パワースポットとされていました。
平安時代から残っている鳥居が真っ赤に染まっておらず、原木をそのまま用いた日本最古の鳥居です。
野宮大黒天は祈願をすることで縁結びを引き寄せ、その左側にある神石(亀石)を撫でると1年以内に願いが叶うと言われています。
「禊祓清浄御祈願」という縁切りができる祈願があり、縁を断ち切りたいものを記入し、水面に浮かんで、沈んだ時に文字が消えていれば、お祓いの願いが叶うと言われています。
縁を断ち切りたいものに沈ませると、恨む気持ちも消えそうです!
引用:野宮神社 公式サイト
春日大社(奈良県)
主な祭神は大国主大神とその妻「須勢理毘売命(すせりびめ)」であり、全国で唯一のご夫婦の縁結び神社です。須勢理毘売命(すせりびめ)は八上比売(やがみひめ)と同一の神様です。
恋愛成就を引き寄せるハートの絵馬がある。木色ではなく、ピンクと白が入った可愛らしい絵馬が格子で飾られています。
鹿みくじというおみくじは木彫りの奈良の鹿がおみくじを口でくわえています。昔、奈良の鹿は神様の使いと言われていました。
しゃもじ絵馬は須勢理毘売命(すせりびめ)が台所の神様であることから、しゃもじに料理や家事の上達、縁結びの願い事を書くと、願いが叶うと言われています。
若宮神社から61社を参拝すると、苦労を乗り越えたということで深い絆が結ばれるとして運気がアップすると言われています。
自分自身を向上し続けたい人にはもってこいの神社です。
引用:春日大社 公式サイト
大山祇神社(愛媛県)
主な祭神は大山積大神(おおやまつみのかみ)であり、木花開耶姫(このはなのさくやびめ)の父の神様です。
木花開耶姫(このはなのさくやびめ)の夫が、天照大神の孫「瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)」であることから、縁結びの神社であってもおかしくないのです。
天然記念物の一つ雨乞の楠は日本最古の楠であり、樹齢3000年もを超えていると言われています。また、樹齢2600年の大楠は楠の周りを息を止めながら、3周すると願いが叶うと言われています。
大山積大神(おおやまつみのかみ)は海の神様であることから、神社の周囲を清めます。
新鮮な空気を吸うと心が清められそうですね!
引用:大山祇神社 公式サイト
八重垣神社(島根県)
主祭神は伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)の子、素戔嗚尊(スサノオ)であり、櫛名田比売(くしなだひめ)がヤマタノオロチにさらわれそうになったところを助け、ヤマタノオロチを退治した後、一緒に暮らすために建てられた神社です。
神徳の高い出雲の古社・名社が位置づけられていることから、縁結びの神社とされています。
鏡の池とは素戔嗚尊(スサノオ)がヤマタノオロチと戦っている際中、櫛名田比売(くしなだひめ)が社に身を隠しているときに姿がはっきりと映る池であり、現在は良縁占いできる池となっています。
良縁占いの手順は社務所で売られている薄っぺらい半紙を購入します。半紙の中央に10円か100円の重さのある小銭を池に浮かばせます。浮かばせると、お告げの文字が浮き出てきます。
紙が遠くに流れると遠方に縁があり、早く沈むと短いうちに縁がくると言われています。さらに、紙の上をイモリが横切るとおみくじでいう大吉並みの縁がくるとも言われています。
夫婦椿とは二本の椿が一本になっていることであり、夫婦椿の葉っぱがハート型が見つかると、恋愛成就が叶うかもしれないですね。
引用:八重垣神社 公式サイト
好きな人に振られても諦められない方へ
北口本宮冨士浅間神社(山梨県)
祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)と彦火瓊瓊杵命(ひこほのににぎのみこと)の夫婦の神様であることから、縁結びによいと言い伝えがあります。
また、大山祇神(おおやまづみのかみ)は木花開耶姫命の父神様であることから、家族円満の祈願にもってこいの神社です。
富士山の近くに神社があり、2つの湖の間に挟まって存在しているため、新鮮な空気や森の香りを楽しむことができます。
参道を歩いている際中に「立行石(たちぎょういし)」と呼ばれる石灯ろうがあり、パワースポットと言われています。
また、富士太郎杉や夫婦ヒノキという神木と富士山から雪が溶けた水(霊水)もパワースポットとされています。
特に樹齢1000年の夫婦ヒノキは二つのヒノキで独立しながら、上を見上げると一つのヒノキになっています。
富士太郎杉は太い幹でありながらもしっかりと地につけて根を張っているため、生命力が感じられます。
神木からパワーをもらいたい人におすすめです!
白山比咩神社(石川県)
主祭神は菊理媛尊(くくりひめのみこと)であり、伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)を仲直りさせたという和合の神と言われています。このことから、縁結びに深く関係している神様です。
縁結びには「結」と書かれた丸い絵馬に願い事を書くと願いが叶うご利益があります。
「恋のしらやまさん」という切符を手に入れると野沢駅から神社まで電車で旅をすることができます。
電車の乗車券だけでなく、辻占い券や和菓子券、奉納恋文等の特典がついてきます。
辻占い券は辻占いを無料で占ってもらえる券です。おみくじの入った巾着袋のお菓子はめずらしいです。巾着袋を3つ選ぶことができます。和菓子券は好きな和菓子を一個無料で交換できます。
友達と観光気分で参拝すれば、心に新しい思い出が入り、活力が湧いてくることに間違いなし!
引用:白山比咩神社 公式サイト
青島神社(宮崎県)
主神は彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)別名が山幸彦であり、豊玉姫命(とよたまひめ)等です。
彦火火出見命と豊玉姫命は出産するまでの夫婦でしたが、豊玉姫命の事情により、手紙でのやり取りのみになってしまいました。
遠く離れていても手紙で気持ちを伝えてあっていたため、心は繋がっていたことから、縁結びの神社といっても違和感がありません。
また、豊玉姫命は伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)の子孫であることから、縁結びと深い関係があると思われます。
縁結びのシンボルとして「黄色い郵便ポスト」があり、山幸彦と豊玉姫命の恋文をやりとりをしていたことからきています。
特に本宮は弥生土器や勾玉が祀られており、昔から祀られていたと言われています。
また、天の平瓮(あめのひらか)という素焼きの小皿を御座所に願い事を呟いてから投げていれると願いが叶うと言われています。
素焼き皿が割れた場合は悪縁と厄災除けや開運アップというご利益が得られます。その他にもこよりや猫のお守りなどが販売されています。
海の自然を存分に味わいたい人は必見です!
引用:青島神社 公式サイト
新しい恋をしたいが、縁がない方へ
今戸神社(東京都)
主祭神は伊弉諾神(いざなぎ)と伊弉冉尊(いざなみ)の最初に結ばれた夫婦の神様です。
また、七福神の福禄寿も祀られており、縁起の良い神社となっています。
縁結びの神社として有名になったのは、「縁結び会」という結婚を意識している男女が出会いの場を求めて催される行事です。
今戸神社は招き猫の発祥地であり、様々な招き猫が神社に置かれています。
その中でも特に本殿横にある二体の招き猫を撮影して、待ち受け画面に表示させると、願いが叶うと言われています。
また、恋勝みくじというおみくじが当たると言われており、自分と相性のいい相手が細かく書かれているのと同時に恋愛成就のためのアドバイスも内容が詳細で参考になるほどのおみくじです。
お守りも絵馬の招き猫がデザインされており、猫が好きな人にはぜひ行ってほしい神社です。
自分の行動指針を見直ししたい人にはおすすめです!
引用:公式サイト 今戸神社
今宮神社(京都府)
主祭神は大国主大神といざなぎの息子、素戔嗚尊(すさのお)の妻である奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)であり、両者ともに縁結びを引き寄せる神様です。
別名で玉の輿神社とも言われており、その由来は庶民の桂昌院(お玉)が強運の持ち主でありながらも努力家だったことから、徳川家光の妻として向かい入れられ、再建されまじた。
玉の輿お守りという京野菜のデザインしたお守りで友達にお土産として贈ることもできます。
「和歌姫みぐじ」という香り付きのめずらしいおみくじにあぶり餅という京都名物のお菓子で気分転換することができます。
香りで気持ちを切り替えていきたい人におすすめです!
引用:今宮神社 公式サイト
気持ちがもやもやして分からない方へ
江島神社(神奈川県)
祭神は田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)、市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)、多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)の三姉妹の江島大神です。
三姉妹の神様は天照大神と須佐之男命の間に生まれた娘たちです。
須佐之男命は素戔嗚尊(すさのう)と同一の神様です。
江島大神が祀られている所が別々になっています。
手水舎の先の階段を登った所が辺津宮(へつみや)という社殿に、田寸津比賣命が祀られています。
参拝前に芽の輪をくぐることで厄災や悪運を断ち切ると言われています。
また、「結びの樹」という二本のイチョウが一つにまとまったご神木のことです。
このご神木に願い事を書いたピンク色の絵馬を掛けると、良縁成就のご利益が得られます。
中津宮(なかつみや)のご祭神は市寸島比賣命であり、中津宮限定の「よくばり美人守」というお守りが販売されています。
市寸島比賣命は水の神様でもあり、容姿が美しいと言われています。
奥津宮(おくつみや)のご祭神は多紀理比賣命であり、社殿に入ると「八方睨みの亀」の画が天井から見ています。
外見から自分磨きしたい人におすすめです!
引用:江島神社 公式サイト
恋の水神社(愛知県)
祭神は美都波能女命(みとはのめのみこと)であり、伊邪那美(いざなみ)から生まれた水の神様である。
万病に効く延命の神水と言われていたことから、「恋の水」と呼ばれるようになりました。
また、桜姫の伝説には恋人が万病になっているために恋の水を求めて来たのだが、たどり着けず疲労死してしまいました。
その献身的な愛から「恋の水」とも呼ばれるようになりました。
願い事を書いたコップに恋の水を入れて、参拝すると恋愛成就するご利益が得られます。
社務所で専用のコップを購入し、コップに願い事と名前を書きます。
拝殿前にある「恋の水」をひしゃくでコップの半分まで入れたら、お供えするだけです。
恋愛成就や恋愛運を引き寄せるお守りが「アイアイ傘」のお守りであり、左側に自分の名前、右側に相手の名前を書いてアイアイ傘が左に傾斜すると引き寄せます。
相手がいなければ、自分のお守りに書いても問題ないです。
アイアイ傘で自分の気持ちを明らかにしていきましょう!
おのころ島神社(兵庫県)
祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の夫婦の神様で知られています。
伊邪那岐と伊邪那美が自凝島という滴る潮が凝り固まった島を作り、八尋殿を建てたと言われています。
また、菊理媛命(きくりひめのみこと)も祀られていることから、伊邪那岐と伊邪那美を仲直りさせた神様であり、強い縁結びのご利益が得られそうです。
この神社の縁結びが強いのは、伊邪那岐と伊邪那美が夫婦としての道を歩むために鶺鴒(セキレイ)石の上で婚約したためです。
鶺鴒石には赤い縄と白い縄があり、新しい出会いを求める人には、白い縄から握り、そのあとに赤い縄を握り終わったら、祈ります。
相手と同行している場合、赤い縄は男性、白い縄は女性が各自縄を握り終わったら、祈ります。
相手と同行してない場合、赤い縄を握ってから白い縄を握り、終わったら祈ります。
天の浮橋には天国と地上を結ぶ橋であり、日本最初の島を作るために使われたと言い伝えがあります。
仲介をさせる神様がいるから、どのような相手がいいのか紹介してくれるかも!?
白兎神社(鳥取県)
祭神は白兎神という保食の神様と言われており、豊玉姫命(とよたまひめ)も合わせて祀られています。
豊玉姫命は伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)の孫であることからも縁結びの神社として言い伝えがあります。
また、白兎神は大国主大神とその妻である八上姫の仲をとりもったとされる縁結びに深い神様です。
「因幡の白うさぎ」という神話が有名の原点になっている神社です。
白兎海岸や石燈籠、恋島、不増不減の池、愛の鐘などの観光スポットになる場所がいくつかあります。
鳥居に入ると白い石が様々な場所に置かれていますが、「結び石」という縁起物であり、鳥居の上に乗せることができると願いが叶うと言われています。
ハートが口になっているウサギの箱は「白ウサギのお告げ箱」であり、願掛けコインを駅で購入したら、願い事を書いてから、三歩離れて、お告げ箱に入れるそうです。
ハートの口に少ない回数で入ると願いが叶うと言われています。
また、白兎起請文という3枚の神符に相手と自分の名前を書くと結婚成就したと言われています。
ロマンチックな神話やスポットから、恋愛についての理想が描けそうですね!
引用:白兎神社 公式サイト
地方別の神社一覧まとめ
最後に紹介した神社を地方別にまとめていきたいと思います。
北海道・東北地方
- 芽生神社(北海道)
- 熊野大社(山形県)
関東甲信越
- 日光二荒山神社(栃木県)
- 北口本宮冨士浅間神社(山梨県)
- 今戸神社(東京都)
- 江島神社(神奈川県)
中部北陸地方
- 結神社(岐阜県)
- 椿大神社(三重県)
- 白山比咩神社(石川県)
- 恋の水神社(愛知県)
関西地方
- 玉造稲荷神社(大阪府)
- 野宮神社(京都府)
- 春日大社(奈良県)
- 今宮神社(京都府)
- おのころ島神社(兵庫県)
中国・四国地方
- 白兎神社(鳥取県)
- 八重垣神社(島根県)
- 大山祇神社(愛媛県)
九州沖縄地方
- 青島神社(宮崎県)
心境別に取り上げましたが、縁結びの神社であれば、どのような心境でも限られた神社に行く必要はありません。
心境別に取り上げたのは、あなたがどのような状況でこのような心境になっているのかを見直してほしかったためです。
自分自身を見直し、長所や得意なことを伸ばして、前向きに自分を磨いていけば、自分に自信を持てるようになります。
あなたの行動次第で新しい出会いや大切な人を見返すことができるでしょう。