失恋をして辛い毎日から抜け出したい…
そんな時に癒し効果のある花で心を落ち着かせませんか?
花にはそれぞれ花言葉があって、その花言葉にも様々な由来があるんです。
「切ない、悲しい、寂しい…」色んな気持ちを花が代わりに語ってくれる、そんな花言葉を集めてみました。
・辛い恋をして悲しい思いをしている人
・花と花言葉に触れて癒されたい人
Contents
失恋したときに花がオススメな理由
恋愛の失敗や辛いことには花風水が効くとされています。
花風水は、花や植物が持つ力で家の中に溜まった淀みを改善してくれるものです。
風水の観点からみると、花風水は恋愛運や美容効果を高める効果が大きく、玄関や普段自分の過ごす部屋に一輪飾るだけでも「良い気」を呼び込むパワーがあるとされています。
また、花はその色彩と香りで生活空間を彩り、癒し効果も倍増します。
さらに花それぞれに付いている花言葉にはシンプルな言葉で人の気持ちに寄り添い、自然と自分の心と向き合わせてくれるような力があります。
そんな花は失恋した心を癒し、自分に自信をつけるのにピッタリです。
忘れたい恋と向き合う人にオススメの花
ベゴニア
花言葉
片想い、愛の告白、親切、幸福な日々
花言葉の由来
花言葉の「片想い」は、ベゴニアの葉の形が歪なハート型で、半分に折っても葉がピッタリ重なることはなく、2人の心が重ならない・同じではないと解釈されたことに由来すると言われています。
誕生日花
10月18日
11月29日
花の特徴
ベゴニアは品種が多く、球根性ベゴニア、根茎性ベゴニア等の種類に区分され、育てやすく花期が周年と長いのも特徴です。
また、中世頃から「愛のプレゼント」として長く親しまれてきました。
カタクリ
花言葉
初恋、寂しさに耐える、嫉妬、消極的
花言葉の由来
花言葉「初恋」は、花が俯いているように咲くことから、自分の気持ちをうまく伝えられないというような淡い初恋を連想したものだそうです。
花言葉「寂しさに耐える」も花が俯いて見えることからつけられたものです。
誕生日花
1月28日
3月24日
花の特徴
花期は3月~4月で、花期以外の期間は決して地表に姿を現さず、球根として地中で根を張っています。
夕顔
花言葉
夜、儚い恋、罪、夜の思い出
花言葉の由来
夕顔の開花時間が短いことから、恋と掛け合わせて「儚い恋」と花言葉が付いたようです。
誕生日花
8月27日
花の特徴
花期は7月~8月で、夏の夕方から翌日の午前中まで白い花を咲かせます。
夕方に開花して、翌朝には萎むヨルガオと混同されることが多いですが、夕顔はウリ科の植物、ヨルガオはヒルガオ科の植物ですので、区別が必要です。
現状を受け止める力がほしい人にオススメの花
マーガレット
花言葉
恋占い、真実の愛、信頼
花言葉の由来
花言葉恋占いは、「好き、嫌い、好き…」と一枚ずつ花びらをちぎって占う恋占いの花であることが由来しています。
また、花言葉「真実の愛」は、マーガレットはギリシャ神話の女性の守護神アルテミスに捧げる花であったことから、女性が求める最高の幸せとしてつけられた花言葉です。
誕生日花
1月17日
2月1日
4月1日
9月3日
11月22日
花の特徴
花期は3月~5月で、一重咲き、八重咲、アネモネ咲きといった複数の花の咲き方があるのが特徴です。
ナズナ
花言葉
あなたに私のすべてを捧げます
花言葉の由来
ヨーロッパではナズナは羊飼いの財布と呼ばれています。
ナズナの実を開くと種がたくさん入っており、それが財布の中に入っている硬貨のようだということからこのように呼ばれるようです。
また、この花言葉が付いた理由は、財布を捧げることはお金を捧げることとなり、貴重なお金を捧げるような相手には自分のすべてを捧げてもいいと連想されたことによるものです。
誕生日花
1月17日
花の特徴
花期は2月~5月で、真っ直ぐに伸びた茎の先に小さく白い花を咲かせる春の七草のひとつです。
月下美人
花言葉
儚い美、儚い恋、艶やかな美人、強い意志、ただ一度会いたくて
花言葉の由来
月下美人は、大きな白い花と甘くやわらかな香りがすることから、華やかで女性らしい「艶やかな美人」という花言葉が付けられました。
また、花の寿命はたったの一晩と短命なため、「儚い」という言葉が多く用いられています。
その花の美しさとたった一晩で枯れてしまうという儚さから、「美人薄命」の語源ともなっています。
誕生日花
7月19日
8月23日
10月29日
花の特徴
花期は6月~11月で、蕾の時は下を向いている花は開花日が近づくにつれ上を向き、直径20cmを超えるほど大きく膨らんで花びらが開きます。
香りはジャスミンに似た甘く柔らかい香りで、周囲10mくらいの範囲にまで広がるとされています。
復縁したい人にオススメの花
勿忘草(ワスレナグサ)
花言葉
真実の愛、私を忘れないで
花言葉の由来
淡い青色の小さくかわいらしい花を咲かせる勿忘草。
そんな勿忘草の花言葉は、中世ドイツのドナウ川の悲恋伝説に由来します。
ドナウ川の悲恋伝説は、騎士ルドルフとその恋人ベルタの切ないお話です。
ある日、ルドルフとベルタがドナウ川のほとりを歩いていると、ベルタが川沿いに咲く美しい花を見つけます。
ルドルフはベルタのためにその花を摘もうとしましたが、ドナウ川の急流に飲まれてしまいます。
岸に上がれず、命の危機を感じたルドルフは最後の力を振り絞って花を岸に投げ、「僕を忘れないで」と言葉を残して川の流れに消えてしまいました。
ベルタは亡き恋人を想い、生涯この花を身に着けて過ごしたそうです。
このような出来事から「忘れな草」=「勿忘草」と呼ばれるようになりました。
誕生日花
2月7日、2月29日
3月15日
4月5日
花の特徴
花期は3月~5月で、一つの花は米粒ほどの小さなサイズですが、放っておいてもどんどん増えるため無数に開花した綺麗な光景が見られます。
アネモネ
花言葉
- 全般:儚い恋、恋の苦しみ、見捨てられた、見放された
- 赤:君を愛す
- 白:真実、期待、希望
- 紫:あなたを信じて待つ
花言葉の由来
アネモネの花言葉は、西風の神ゼフュルスの神話に由来します。
春の訪れを知らせる西風の神ゼフュルスは、花の女神フローラの侍女アネモネに恋心を抱いていました。
ゼフュルスがフローラのもとに足繁く通っていたため、フローラは自分に気があると勘違いしてしまします。
しかしある時、ゼフュルスの気持ちが自分の侍女であるアネモネにあることを知ると、怒ってアネモネを追放してしまいます。
そこでゼフュルスは女神であるフローラとの和平を保つために、アネモネの姿を花に変え自分の立場を守ったと言います。
アネモネは各色によって意味はあるものの、全般的に悲しい意味となるのはこの伝説のように自分勝手に花の姿に変えられてしまったアネモネを不憫に思ってのことだったのです。
誕生日花
1月22日
3月12日、3月13日
4月2日(白)、4月4日(赤)、4月6日
花の特徴
アネモネの花期は3月~5月頃で、花びらのない花として有名な花です。
花びらに見える部分は実は「萼片(がくへん)」で、多くは萼片の根元に白いまだら模様があり、蛇の目のように見えるのが特徴です。
ハナニラ
花言葉
耐える愛、悲しい別れ
花言葉の由来
花言葉「悲しい別れ」は、淡く青みを帯びた白い花が、どこか物悲しいイメージと捉えられたことに由来すると言われています。
誕生日花
3月26日
花の特徴
花期は3月~5月で、和名の「花韮(ハナニラ)」は、葉がニラのような臭いのすることにちなんでいます。
また、花が星のような形をしていることから、英語では「Spring starflower(春の星形の花)」とかわいらしい呼称があります。
とにかく前を向きたい人にオススメの花
チョコレートコスモス
花言葉
恋の思い出、恋の終わり、移り変わらぬ気持ち
花言葉の由来
他のコスモスに比べ暗く大人っぽい色をしているチョコレートコスモス。
喧嘩などで別れた訳ではなく、何か理由があって終わりを告げた恋を今も大切にしているような、大人の悲しい恋を連想させることからついた花言葉です。
誕生日花
9月24日
10月1日、10月27日
花の特徴
花期は4月~11月で、濃い赤色の花びらからはチョコレートの香りがします。
スイートピー
花言葉
門出、ほのかな喜び、優しい思い出、私を忘れないで、永遠の別れ、さようなら
花言葉の由来
花の形が今にも飛び立ちそうな蝶を思わせるような形をしていることから、「門出」・「私を忘れないで」・「さようなら」などといった花言葉が付けられるようになりました。
誕生日花
2月15日(白)
3月15日(白)、3月20日
6月9日
花の特徴
花期は4月~6月で、甘くてほのかな香りを放つことから、ヨーロッパでは寝室に飾る花とされているようです。
クロッカス
花言葉
- 全般:青春の喜び、切望
- 紫:愛の後悔
- 黄:私を信じて
花言葉の由来
クロッカスの花言葉は、古くからヨーロッパにおいて春の訪れを告げる花とされたことに由来します。
花言葉「切望」も、暖かい春を待ち望んでいるような姿からつけられたものです。
また、クロッカスの花言葉の由来となった物語もギリシャ神話の一説にあります。
美しい青年クロッカスと羊飼いの娘スミラックスのお話です。
二人は恋に落ち、結婚の約束をしますが、神々はこれを認めません。
クロッカスはこの事実に絶望し、自ら命を絶ってしまいます。
残されたスミラックスは嘆き悲しみ、クロッカスがいない世界に絶望してしまいます。
これを知った女神フローラは二人を哀れみ、青年をクロッカスの花に、娘をスミラックスの花に変えたと言われています。
誕生日花
1月3日、1月5日、1月21日、1月31日
2月6日(黄)、2月24日
4月7日
花の特徴
花期は2月~4月で、早春の花の少ない時期に、白や黄色、紫などのかわいらしい花を咲かせます。
新しい恋を探す人にオススメの花
チューリップ
花言葉
- 全般:思いやり、理想の恋人、名声
- 赤:愛の告白、真実の愛、永遠の愛、私を信じて
- 白:失われた愛、許しを請う、純粋
- ピンク:愛の芽生え、切実な愛、優しさ、愛情、幸福
- 黄:望みのない恋、報われぬ恋
- 紫:不滅の愛、気高さ
花言葉の由来
チューリップの花言葉となっている「思いやり」は、オランダのチューリップ物語に由来すると言われています。
この花言葉は3人の騎士が思いを寄せる一人の少女の気持ちを表しています。
美しい少女は、3人の騎士からそれぞれ王冠、剣、黄金を貰いプロポーズをされます。
しかし心優しい少女は慕ってくれる騎士3人を相手に、結婚相手を一人だけ選ぶことができませんでした。
悩んだ少女は、女神フローラに自分を花に変えてほしいと頼みます。
女神は少女の願いを聞き入れ、少女の姿をチューリップに変えました。
この物語から、チューリップの姿は花びらが王冠を、葉っぱが剣を、球根が黄金を表すと言い伝えられています。
誕生日花
1月1日(白)、1月7日(白)、1月31日(赤)
3月6日(赤)、3月8日(白)、3月13日(黄)、
3月14日(まだら)、3月20日(黄)、3月22日
4月8日(白)、4月16日(まだら)
5月17日(黄)
花の特徴
花期は3月~5月で、春の花であるチューリップは、かわいらしい見た目と、赤やピンク、白、オレンジ、青など花の色が多いのが特徴です。
リナリア(姫金魚草)
花言葉
この恋に気づいて
花言葉の由来
リナリアは、そのかわいらしく繊細な花の様子から、乙女のようだと捉えられ、少女の恋心を表すと言われています。
誕生日花
3月10日
4月10日
花の特徴
花期は3月~7月で、金魚のような花を咲かせる金魚草よりも小さな花をつけることから、姫金魚草とも呼ばれています。
赤やピンク、白、黄色などの金魚のようなかわいらしい花を付けます。
ストック
花言葉
- 全般:永遠の美、愛情の絆、求愛
- 赤:私を信じて
- ピンク:ふくよかな愛情
- 白:思いやり、ひそかな恋
- 紫:おおらかな愛情
- 黄:寂しい恋
花言葉の由来
「愛情の絆」という花言葉は、ストックという名の通り、茎がまっすぐに伸びる姿から、昔フランスの男性が理想の情勢に出会うと「一途に思い続けます」という意味を込めて、この花を帽子の中に入れて歩いたという話から付けられました。
また、ストックの花には悲しい言い伝えがあります。
昔、ある国のお姫様が恋をします。
お姫様が恋した相手はあろうことか、敵国の王子様だったのです。
事実を知られてしまったお姫様は、王様の怒りを買いお城に閉じ込められてしまいます。
そこで王子様は夜中にお城の屋上にロープを投げ入れて、お姫様がそのロープを伝って降りてくるという方法でこっそり会うことにしたのです。
そんなある日、いつものように王子様のもとへ降りようとするお姫様が捕まっていたロープが切れて落下し、亡くなってしまいます。
このお姫様を哀れんだ神様がストックの花に姿を変えさせたというのです。
誕生日花
1月10日
2月8日(ピンク)、2月9日、2月20日(紫)
3月2日、3月7日(白)
7月16日
花の特徴
花期は3月~5月で、和名では、紫羅欄花(アラセイトウ)と呼ばれています。
ストックはもともと茎や根っこという意味を持ちますが、この植物の茎が太く丈夫であることに由来し、その名前が付けられたようです。
自分の気持ちと向き合おう
失恋すると色んな感情が渦巻いて苦しいですよね。
自分の気持ちと静かに向き合うためにも、花の力に頼ってみてはいかがでしょう。
あなたの傷ついた心も切ない気持ちも、きっと癒されるはず。